指導方針
寺岡塾は、少人数制管理型個別指導です。
学習する内容を生徒任せにしません。
学習内容を指示し、”わかっていない” を顕在化します。
ここで、管理型とは?と疑問に思われるでしょうか。
決して昔あった、自由を認めない、決まった形に押し込めるいわゆる ”締め付け管理教育” ではありませんのでご安心ください。
管理とは、”今何を学習しなければいけないのか” を明確にして、こちらから学習内容を決めていく・・・という意味です。
そんなの当たり前じゃないの? と思われるかもしれません。
でも、個別指導を謳う多くの塾は、”勝手に勉強をしてわからなければ質問する” という指導が多いのが現実です。
確かにそうなっていくのが理想だとは思います。
でも、断言しますが、それは無理です。
”わからないことを訊く”のではなく、”解けない問題の解答を教えてもらう” になってしまいます。
繰り返しますが、これだけは断言できます。
”自分が本当はわかっていない” ことを ”わかる” のはとても難しいです。
わからないことを顕在化させる・・・ そんためには、やはり ”管理” が必要です。
でも、寺岡塾は自由ですよ 笑
長々と書きましたが、要するに、よくある ”自習型個別指導” ではなく ”指示する個別指導” です。
自習型個別指導の問題点
個別指導塾の中で、"うちは自習型個別指導塾です!"と謳うところは無いと思います。
が、実際はこの形が圧倒的に多いです。
もちろん、完全なマンツーマンや講師1人に生徒2人までという良心的なシステムで運用している塾もあります。
ただ、概して月謝が高いです。
問題なのは講師1人に生徒が3〜4人、しかも属性がバラバラ… なので、必然的に自習してわからないところを質問する、というタイプです。
ここではどういう流れで授業が進むのか…
まずは "自習" しかも多くの場合高額な "その塾オリジナル教材" です。しかもカリキュラムが決められているので、生徒も講師も "今日やる事になっているところ” を学習します。
*このタイプは大手が多いです。ですので、売りの一つとして "当塾のノウハウを結集したオリジナルテキスト" の作成が可能で、かつ全体の進捗管理の為にカリキュラムが組まれます。
解いたら答え合わせして、間違っていたら解説を読む。それでわからなければ質問です。
確かに勉強のほとんどは家庭学習ですから、解答・解説を上手に使うことはとても大切です。
ただ問題は、生徒が "勝手に理解したと思って終わる" 事です。
"解説を読んでわかった" という生徒に、"じゃあさ、…" と質問をすると、決して意地悪な質問でなくても大抵は答えられません。
ここが一番大切なところです。
"わかったつもりで終わらせない"
"わかっていないことをしっかり認識させる"
"理解しなければいけない事をしっかり伝える"
"覚えるしかないことは覚えさせる"
これは、学習の基本だと思いますが、残念ながらAI個別指導塾も自習型個別指導塾もこれができないのです。
寺岡塾はとことん付き合います。
同じことでも、何度でも説明します。
”自分できちんと考えなきゃダメだな!” と気が付くまで、何度でも付き合います。
きちんと考えて、きちんとわかるのであれば、そのタイミングはいつでもいいと思っています。
最終的な目標に向けて、その時は進んでいないように見えても、後から必ず追いつき追い越す学力を身につけてもらいます。
人が指導する
早々に露呈し始めたAI学習指導の無意味さ
AI管理による "先進的" かつ "完璧" な "タブレット学習システム" を用いて、講師1人で10人以上を "担当" する "個別指導塾" も増えつつあります。
なぜパラダイスになるのか。なんとそこでは、講師は "教えてはいけない" のです。
大手予備校の一つS台予備校では、一旦導入したAIや自習型のオンライン講座の見直しを始めています。
理由は簡単です。
”効果がない”からだそうです。
AI学習やオンライン学習が世に出始めてから5〜6年でしょうか。
ずいぶん早い ”露呈“ だと感じます。
教材について
入塾とセットでのオリジナル教材のご購入などはございません。
最初は教科書傍用問題集を中心に進めていきます。
ただ、それだけでは練習量の不足やハイレベルな問題への対応ができなくなってしましますので、必要に応じて塾専用の教材のご購入をお願い致します。
その際には、文理(中学必修テキスト)、育伸社(シリウス21α)、エデュケーショナルネットワーク(iワーク)など、定評のあるテキストをご案内させていただきます。
人と人とが接し、人をみて、必要な学習を見つけ出し、できるまでお互いに諦めない
そんな学習塾です